まだ、どこかしっくりきていないスーツと溌剌とした表情のフレッシュマン。
そこから発せられるエネルギーの強さにこちらまで元気が湧いてくるような心地です。
新人さん達とすれ違うだけでこんな気持ちになるのは、自分がそれだけ年季が入ってきた証でしょうか・・・
4月に入り、Lhでは新入社員研修が続いています。
某企業の新入社員研修はオンラインで行われました。
オンラインでも伝わってくる新入社員の緊張感に清々しささえ感じます。
この研修は、自己分析を行うところから始めます。
これから一企業人として社会で自分をどのように生かしていくか考える時間です。
その上で、社会人としての心構え、ビジネス意識、職場マナーの知識など、インプット
はもちろんですが、現場を想定したロールプレイも積極的に取り入れたカリキュラムです。
オンラインでもアウトプット重視です。
研修後のアンケートには、
「実際に自分がやってみることでより理解が深められたのが良かったです。」
「ただ聞くだけの研修ではなく、どんどん発言して参加していく研修だったので、頭に入ってきやすく、とてもためになりました。」
などの嬉しいメッセージがいただけました。
(アンケートにご協力いただきました皆様、誠にありがとうございます。)
やってみる、アウトプット、に欠かせないのが、グループワーク・ペアワークです。
敬語のワークシートに取り組むときも、
職場事例をもとに「自分ならどうする?」と考えるときも、
電話のロールプレイをするときも、
受講者同士が意見を出し合い、課題に取り組みます。
そんな中で、
A:『「説明は聞きましたか」を尊敬語にする・・・「説明は聞かれましたか」で
いいのかなぁ?』
B:『「説明はお聞きなりましたか」は?』
A:『そっかぁーそうやな!』
B:『え、でも待って!「聞かれましたか?」かも?
あぁ〜なんかわからなくなってきたー』
こんな必死なやりとりが聞こえてきたりして、思わずフフッと笑顔になってしまいます。
必死な様子が微笑ましいのもありますが、同期同士が一つ一つコミュニケーションを
重ねていくことに嬉しくなるからです。
(※ちなみにこの敬語ワークの答えはAさんもBさんも正解です。)
コロナ禍で新入社員がコミュニケーションを取ることにもさまざまな制限が課せられる今、
グループワークやペアワークをとおして
こうした「つながり」(Liaison)を積み重ねられる研修を大切にしています。
先日、客室乗務員時代の同期が、懐かしい写真をLineで送ってきてくれました。
私たちが訓練を終え、初フライトに出発!というときに
教官と同期みんなと撮った写真!!!
みんな恐ろしいほどのエネルギーに溢れかえっていました(苦笑)
私にもこんな時代があったのでした・・・涙 【吉田】
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